山県→飯塚→桐生→ケンブリッジのリオ400mリレー銀メンバーが再結成

スポーツ報知
バトンパスの練習に汗を流した飯塚(左)と桐生

 陸上のセイコーゴールデングランプリ大阪(20日、ヤンマー)に参戦する男子400メートルリレー代表が6日、都内で強化合宿を公開。同大会では、16年リオ五輪銀メダルに輝いた山県亮太―飯塚翔太―桐生祥秀―ケンブリッジ飛鳥のメンバーが再結成される見通しとなった。

 リオ銀メンバーの走順でバトン合わせの練習に汗を流し、山県は「16年を思い出す。いい雰囲気の中で、刺激が入った」。ケンブリッジも「バトンの感覚を少しずつ取り戻せた」と表情を明るくした。

 現在の日本記録は、リオ五輪決勝でマークした37秒60。今夏のアジア大会(ジャカルタ)、20年東京五輪に向けて、37秒台前半のタイムがターゲットになる。土江寛裕・五輪強化コーチ(43)は「(バトンパスだけで)0秒2を縮めるのは難しい。まず個人のレベルアップが必要」。ケンブリッジも「金メダルを目指す上で、個人のレベルアップが大事。(桐生以外に)9秒台が出てくれば、近づいていくのかなと思う」と話した。

 リレー代表はセイコーゴールデングランプリ大阪に加え、7月にはダイヤモンドリーグ・ロンドン大会にも参戦することが決定。強豪チームとの実戦を重ねながら、アジア大会へ仕上げていく。

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