多田修平、関西インカレ100メートル予選で終盤流して10秒25

スポーツ報知
終盤流して10秒25だった多田修平(右)

 昨夏ロンドン世界陸上4×100メートルリレー銅メダリストの多田修平(21)=関学大4年=が10日、関西学生対校選手権(関西インカレ、西京極)2日目の男子100メートル予選1組に出場し、10秒25で同組1着となり、11日の準決勝へ進んだ。追い風2・5メートル。

 今季、100メートルで記録会2度出場(3レース)を経て、国内4レース目に臨んだ多田は、スタートこそ「もたついた」と不満を残したが、ぐんぐん加速して実力差を見せると、終盤を流して悠々1着でゴールした。同種目3連覇中の21歳は余裕の笑顔で「あした(11日)、記録を出したいので流した。状態は7割5分ぐらいなので、まだまだ上げられる。大会新記録を最低条件として優勝したい」と前回大会で自身が出した10秒22超えでの4連覇を狙う。3日目の11日は、男子100メートルの準決勝、決勝などが行われる。

 昨季、追い風参考記録ながら9秒94をマークし、世界陸上での活躍などで一躍有名となった多田。20年東京五輪を見すえて、今季の目標には自身初の公認9秒台や、日本選手権(6月・山口)とアジア大会(8月・インドネシア)での優勝を掲げている。

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