畠田瞳が3位で初の世界選手権代表候補に「最高の気分」

スポーツ報知
畠田瞳

◆体操 世界選手権代表選考会兼NHK杯(19日・東京体育館)

 女子個人総合で畠田瞳(17)=セントラル目黒=が4月の全日本個人総合選手権との合計161・463点で3位に入り、初の世界選手権(10~11月、カタール・ドーハ)代表候補になった。村上茉愛(まい、21)=日体大=が168・530点で連覇。畠田、村上ら上位6人が代表候補となり、最終的に強化本部が選出した5人が出場する。男子は20日に行われ、全日本との合計成績上位2人が代表に決まる。

 体操一家で育った畠田が堂々と初の表彰台に上った。父は92年バルセロナ五輪団体銅メダルで現在、日体大で白井健三らを指導する畠田好章氏(46)、母・友紀子さん(44)も元体操選手だ。段違い平行棒ではリオ五輪代表選手を抑え全体トップの13・966点をマークするなど、安定した演技で世界選手権の代表候補に名を連ねた。「3位より(代表候補に)選ばれたのがうれしい」。床運動は着地まで完璧にまとめた。

 コーチを務める母も「頑張っていたので、代表に入れてあげたかった」とうれし涙を流した。母の泣き顔を見た娘も「最高の気分」と笑顔を浮かべた。世界選手権出場の5枠入りに向け「けがをせずに確実に(代表に)入れるよう、練習を頑張りたい」と引き締めた。

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