内村がNHK杯男子個人総合で10連覇 2位・白井とともに世界選手権代表決定

スポーツ報知
内村航平

◆体操 世界選手権代表選考会兼NHK杯(20日・東京体育館)

 体操男子個人総合で内村航平(29)=リンガーハット=が合計258・629点で優勝、大会10連覇を達成した。

 白井健三(21)=日体大=が2位、4月の全日本個人総合で初優勝を飾った新星の谷川翔(19)=順大=は最後の鉄棒で落下するミスが響き4位に終わった。3位は萱和磨(21)=順大=。

 世界選手権(10~11月、カタール・ドーハ)代表に内村と白井が決定した。

 世界選手権で団体総合3位までの2020年東京五輪出場枠獲得を目指す日本代表は5人で、3人目はNHK杯で5位以内、4人目は12位以内が条件となる。6~7月に行われる全日本種目別選手権などの結果とあわせ、残り3人を選出する。

 内村航平「10連覇したことより、最後の着地を決められたことの喜びの方が大きい。あんな気持ちいい着地は久しぶりだった。全日本(選手権)で負けたからこれがあったと思う。負けてイチから自分を見直せたというのがある。(白井)健三も(代表に)決まったし、世界選手権は多分、僕がキャプテンになるはずなので、引っ張っていけたら」

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