関東学生1500m覇者の東海大・館沢が800メートルでは準決勝敗退

スポーツ報知
陸上関東学生対校選手権の男子1部800メートルに出場し、準決勝で敗退した東海大・館沢(左端)

◆陸上関東学生対校選手権第3日(26日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 男子1部800メートル準決勝が行われ、25日に同1500メートルを連覇した東海大の館沢亨次(3年)は1分53秒94の7位で敗退した。

 昨年の日本選手権で優勝した実力者は、スピードに磨きをかけるため、800メートルに参戦。この日午前に行われた予選では1分50秒98の自己ベストをマークして、準決勝に進出した館沢は「800メートルのスピードはやはり次元が違った。いい経験になりました。今後、1500メートルでハイペースになった時、ゆとりを持てると思う」と前向きに話した。

 1500メートルで日本人学生歴代5位の3分40秒49の自己ベストを持つ館沢は6月10日に米オレゴン州で行われる「ポートランドトラックフェスティバル」に参戦し、その後、日本選手権(6月22~24日、山口)で連覇を目指す。「ポートランドでは3分30秒台を出したい」と目標を明かした。

 館沢は今年の箱根駅伝では8区(21・4キロ)で区間2位と好走。「1年間、時期に応じて800メートルから20キロまで走ります。今季の東海大のチームテーマの『速さを強さに』を証明できる選手になりたい」と意欲的に競技に取り組んでいる。

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