山県亮太、向かい風0・7の10秒12で男子100快勝「評価して良いと思う」

スポーツ報知
山県亮太

◆陸上 布勢スプリント(3日、鳥取、コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場)

 男子100メートル決勝で、16年リオ五輪400メートルリレー銀メダルの山県亮太(25)=セイコー=が10秒12(向かい風0・7メートル)で快勝。アジア大会(ジャカルタ)代表の最終選考会となる日本選手権(22~24日、山口)へ、順調な仕上がりを見せた。

 向かい風が吹かなければ、計算上10秒0台が出ていた走り。「今季の自分のベスト(タイム)。評価して良いと思う。決勝はスッと出て自分が先頭を走っているイメージだった」と今季試行錯誤を続けるスタートにも手応えをつかんだ。

 日本選手権は、アジア大会最大2枠をめぐる激戦になる。今後はレースに参戦せず、一発勝負の舞台へ調整を進める考えだ。「まずは(10秒)0台を狙いながら、それ以上の記録(9秒台)を目指したい」と決戦を見据えていた。

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