BMXのW杯女王・大池水杜がスポGOMI大会参戦「楽しい時間でした」

スポーツ報知
落ち葉を集める大池水杜

 「東京2020スポGOMI大会」が5日、東京・有明エリアで行われ、東京五輪組織委員会職員や学生らら約100名が参加した。アスリートチームとして、BMXフリースタイルパーク日本代表でW杯第2戦(5月11日、フランス)で初優勝を果たした大池水杜(21)=JFBF=、ビーチバレーの溝江明香(さやか、27)=トヨタ自動車=、3人制バスケットボール「3×3(スリーバイスリー)」の根岸夢(24)=湘南サンズ=ら現役女子選手も参戦。大池は「暑くて大変でしたが、他種目の選手と和気あいあいと競技できた。とても楽しい時間でした」と汗をぬぐった。

 2年連続で開催された今大会は、1時間の制限時間内に各チームが集めたゴミの種類と量をポイント換算し、いかに多く獲得できるかを競うもの。炎天下の中、落ち葉やたばこの吸い殻をはじめ、ビニール傘、ペットボトル、中には教科書など様々なゴミを各チームが回収した。参加40チームが集めたごみの総量は合計201・7キロ。根岸は「競技として楽しめたけれど、もっときれいな空間を作りたい。選手から発信できたら」と20年東京五輪の新種目であるアーバンスポーツの開催エリア(有明・青海)の美化を訴えた。溝江も「東京はきれいという印象があっても、意外と(ゴミが)あるな、と感じた」と話した。

 ◆「スポGOMI」とは 企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の新しいスポーツ。

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