謝罪会見の栄和人監督涙ぐむ、パワハラ認定は「コミュニケーション不足が生んだ事態。深く反省」

スポーツ報知
栄和人監督

 14日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=らへのパワーハラスメント問題で日本協会強化本部長を辞任した栄和人氏(57)の午前9時20分からの会見を速報した。

 会見は生中継が禁止されたため、9時39分から遅れて放送。栄氏は会見で用意された文書を読み上げる形で伊調、田南部力コーチに謝罪。「今後、このようなことを2度と起こさないように、常に他人に敬意を持って過ごしたい」などと語り、頭を下げて謝罪した。

 パワハラ認定について聞かれると「コミュニケーション不足が生んだことがこのような事態になったかなと深く反省しております」と話した。他の選手への説明を聞かれ「正直、全員が学長から監督、全員があなたの指導を受けたいって言っているよと、いう言葉を聞いた時に私は選手の前で本当にこの子たちをどうにかしてあげたいと、本当に伊調選手、田南部コーチに心から申し訳ない気持ちも持ちつつ、この子たちもどうにかしてあげたいという思いで選手の前で涙が出てきました」と涙ぐんでいた。

 この会見を見た小倉智昭キャスター(70)は「かなりストレートに栄さんの気持ちが出てたなと思いました」と明かしていた。

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