至学館・谷岡学長、波紋呼んだ3月会見の舞台裏告白「前日に沙保里にしがみつきました」

スポーツ報知
至学館・谷岡学長

 日本レスリング協会副会長で至学館大の谷岡郁子学長(64)が22日放送のテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」(月~金曜・前10時25分)のインタビュー取材に応じ、様々な波紋を呼んだ3月に開いた記者会見の裏側を明かした。

 谷岡氏は「一般の方々があの場面にいられたら、容易に分かることだと思います。単純なんですよ。ああいう記者会見、あれだけのカメラの放列、怖かったですよ。そして緊張していました。だから顔もこわばっていたし」と振り返った。

 その上で「あの前日、記者会見をやると決定した時に、(吉田)沙保里と話をしていて、『沙保里怖いよぉ』って私、沙保里にしがみつきました。なんか励ましの言葉かけてよって言ったんですけど、そしたら沙保里がここまで来たらやるっきゃないって一言言ってくれて。そして、そうか、世界選手権に彼女が初めてマットに上がった時、五輪にアテネで初めてそれを迎えた日に、こんな気持ちでいたんだろうなって思って、私もやるっきゃないだなって思いました」と大学の副学長を兼任する五輪3連覇の吉田沙保里(35)に励まされたことを明かしていた。

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