多田修平は10秒34で4組首位通過…日本選手権100m予選

スポーツ報知
男子100m予選4組・10秒35で準決勝進出を決めた多田修平

◆陸上 日本選手権 第1日(22日、山口・維新みらいふスタジアム)

 男子100メートル予選が行われ、ジャカルタ・アジア大会(8月)の代表2枠を争う“4強”が顔をそろえた。

 4組の多田修平(21)=関学大=は、10秒34(向かい風0・3メートル)で首位通過した。序盤からスムーズに抜け出し、先頭を譲らずにゴール。15年北京世界陸上代表の高瀬慧(富士通)らに競り勝った。

 昨年はロンドン世界陸上男子400メートルリレーで銅メダルに貢献するなど躍進したが、今季は持ち味の序盤で伸び悩むレースが続いていた。「ライバルではなく、チャレンジャーとして3人(桐生、山県、ケンブリッジ)に挑めたら良い」と再出発を期したレース。同日の準決勝(午後7時35分)では、強豪との競り合いの中でさらに記録を伸ばしたい。

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