山県、予選全体トップ10秒13で準決勝進出…日本選手権100m

スポーツ報知

◆陸上 日本選手権 第1日(22日、山口・維新みらいふスタジアム)

 自己記録10秒00の山県亮太(26)=セイコー=は、4人の中で最後の6組に登場。予選の全体トップとなる10秒13(追い風0・5メートル)の好タイムで準決勝(22日午後7時35分)に進出した。得意の序盤から抜け出し、後半もスピードを落とさずに今季自己最高の10秒12に迫るタイムをマーク。13年大会以来5年ぶりの日本一へ、順調に滑り出した。

 「この競技場は大学1年の時に自己ベスト(10秒23)を出した相性のいい場所。見に来て良かったと思ってもらえるような走りができたら」と思い描いている。昨年大会は決勝で6位に終わり、ロンドン世界陸上代表入りを逃した。今大会は最大2枠のジャカルタ・アジア大会代表をめぐる争い。準決勝と決勝へ、勝負も意識しながら調子を上げていく。

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