バレーボール男子の世界選手権は9日開幕…日本初戦は地元イタリアと屋外競技場で対戦

バレーボール男子の世界選手権は9日、開幕する。今回は異例のイタリアとブルガリア、2か国での共同開催だ。世界選手権は1年以上の長期間に渡る厳しい予選を勝ち抜いてきた男女各24か国が参戦する。同じ4年に1度開催の五輪は参加国数が男女各12か国で、世界選手権でメダルをとってこそ、真の強豪国とも言える。
2大会ぶりの出場となった全日本男子(世界ランク12位)は1次リーグA組に入り、イタリア(同4位)、ドミニカ共和国(同38位)、スロベニア(同23位)、ベルギー(同15位)、アルゼンチン(同7位)と総当たりで対決する。初戦の相手は地元のイタリアで、9日。世界選手権の開幕カードにも選ばれた一戦は、なんと屋外競技場の「フォロ・イタリコ」(ローマ)で開催されることとなった。
五輪の前哨戦とも言える世界選手権。今季は「速いバレー」をテーマに連携を磨き上げてきた。中垣内祐一監督(50)が目標に掲げる「ベスト8相当」を目標に、14人で戦いに挑む。
▽以下代表14名
OH 福澤達也
柳田将洋(主将)
石川祐希
浅野博亮
OP 大竹壱青
西田有志
MB 山内晶大
李博
高橋健太郎
伏見大和
S 藤井直伸
関田誠大
L 井手智
古賀太一郎
(OHはアウトサイドヒッター、OPはオポジット、MBはミドルブロッカー、Sはセッター、Lはリベロ)
▽日本の試合日程
9日26時30イタリア
13日24時ドミニカ共和国
14日24時スロベニア
16日24時ベルギー
18日24時アルゼンチン
(時間は全て日本時間)
▽大会方式
1次リーグは6チームずつが4組に分かれて争い、各組上位4チームが突破。2次リーグは勝ち上がった4チームずつ4組に分かれ争い、各組の1位と、2位のうち成績上位2チームが次のステージへ。3次リーグは、3チームずつ2組に分かれ、上位2チームが準決勝へ。9月29~30日に決勝と3位決定戦がイタリア・トリノで行われる。