中大の堀尾謙介が学生初のMGC獲得 大迫傑は途中棄権 東京マラソン

スポーツ報知
日本人トップの全体5位でゴールする堀尾謙介(カメラ・宮崎 亮太)

◆東京マラソン(3日、東京都庁スタート~東京駅前ゴール=42・195キロ)

 男子は、中大4年の堀尾謙介(22)が2時間10分20秒(記録はいずれも速報値)で日本人トップの5位に入った。途中まで現中大監督の藤原正和が2003年のびわ湖毎日でマークした初マラソン日本最高&日本学生記録(2時間8分12秒)の更新も視野に入れた大健闘で、学生として初めて20年東京五輪マラソン代表選考会(MGC、9月15日)の出場権を獲得した。4月からトヨタ自動車に入社する183センチの大型ランナーが東京五輪代表争いに名乗りを挙げた。

 箱根駅伝5区で活躍し「初代・山の神」と呼ばれた今井正人(34)=トヨタ自動車九州)、藤川拓也(26)=中国電力=、16キロ過ぎで第2集団から遅れる苦しい展開から盛り返した神野大地(25)=セルソース=もMGC進出を決めた。

 ビルハヌ・レゲセ(24)=エチオピア=は2時間4分48秒で優勝した。

 日本記録(2時間5分50秒)保持者の大迫傑(27)=ナイキ=は29キロで途中棄権した。

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