貴乃花親方主導の事情聴取に小倉智昭氏「ちょっと妙な感じ」
スポーツ報知

フジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)は26日、日本相撲協会が前日に都内ホテルで行った、元横綱・日馬富士関(33)の暴行問題被害者の東十両3枚目・貴ノ岩(27)の師匠で、協会理事と巡業部長を務める貴乃花親方(45)=元横綱=への初聴取について取り扱った。
暴行問題に絡んだ関係者で唯一、危機管理委員会が接触できなかった同親方から、協会の高野利雄・危機管理委員長(元名古屋高検検事長)に連絡が入った。会場のホテルと時間は同親方が指定して先に入り、同親方の弁護士も待ち構えていた。
弁護士が同席したのは証人として事実を正確に把握するため。高野委員長と鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)が約2時間にわたって聞き取りを行った。協会関係者によると、貴乃花親方は自らの正当性や貴ノ岩の主張などを述べたという。
この一連の流れについて、番組MCの小倉智昭キャスター(70)は「事情聴取される側がある種リーダーシップを取って『どうぞ、この日にここで聴いて下さい』というのは、ちょっと妙な感じがしますよね」とコメント。
また相撲取材歴30年の横野レイコリポーター(55)は「協会も大慌てだったよう」「春日野(広報)部長が『やっと協力いただいたので』と言うのは、この一連の騒動で貴乃花親方にかなり怒っているというか、呆れていらっしゃる部分がありますので、イヤミの意味を込めておっしゃったんだと思いますけれどね」と話していた。