幕内最年少21歳の貴景勝が新小結 昇進会見に貴乃花親方は同席せず

スポーツ報知
初場所番付発表記者会見で時折、笑顔を見せた貴景勝(カメラ・能登谷 博明)

 日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の新番付を発表し、幕内最年少、21歳の貴景勝が新小結に昇進した。

 両国国技館で行われた会見では師匠の貴乃花親方(元横綱)は同席せず。つめかけた60人以上の報道陣に1人で対応した貴景勝は、「うれしいです。力士をしている以上、上にいきたいと思っている」と素直に喜びを表現。2014年秋場所の初土俵から3年で登りつめた三役に、「一つの目標でもあった。貴乃花部屋の恥にならないようにします」と04年2月の部屋創設後では初めての役力士となり口元を引き締めた。

 元横綱・日馬富士関の暴行問題に絡み、貴乃花親方が25日に相撲協会の危機管理委員会から聴取を受けた。被害を受けた兄弟子・貴ノ岩も復帰のメドがたっていないが、「影響は全然ないです。(貴ノ岩の状況には)思うことはありますけど僕が言うことではない。言う立場でもない。特に言うことはありません」と土俵に集中することを誓っていた。

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