白鵬、稽古総見で“禁じ手”張り手…北の富士氏は「不届き者」

スポーツ報知
けいこ総見で正代(左)を全く相手にしなかった白鵬

 大相撲初場所(14日初日・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)の稽古総見が5日、東京・両国国技館で行われた。横審から張り手などの取り口を批判されていた横綱・白鵬(32)=宮城野=は、幕内・正代(26)=時津風=に7戦全勝。6番目には思わず“禁じ手”右の張り手が出てしまった。

 昨年12月20日の横審で北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が「張り手、かち上げは横綱相撲とは到底言えない」と指摘したばかり。相撲解説者の北の富士勝昭氏も「不届き者だね。ケンカを売っているのかな、横審に」と苦笑いした。

 この日が稽古始めだったが、6番目以外は、正面からつかまえて7戦全勝。白鵬は足早に国技館を後にしたが、北村委員長は「(6番目以外の)ああいう立ち合いを本場所でもやればいい」と評価した。

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