稀勢の里、舞の海さんから“休場勧告”「もう一つ足りない」…二所ノ関一門連合稽古

スポーツ報知
琴奨菊(左)と稽古を行う稀勢の里

 大相撲の横綱・稀勢の里(31)=田子ノ浦=が8日、東京・江東区の尾車部屋で二所ノ関一門の連合稽古に参加。幕内・琴奨菊(佐渡ケ嶽)らを相手に14勝3敗と圧倒したが、取材した相撲解説者の舞の海秀平さん(49)からは“休場のススメ”を突きつけられた。

 得意の左四つからの寄り切りなど、下半身の安定感も見せていたが、「もう一つ足りない。あと一歩なんだけどな。私が稀勢の里の師匠なら(出場の可否は)迷うかもしれない」と、5場所連続の休場もあり得るとの見解を示した。

 昨年夏場所から4場所連続休場中。5日の稽古総見後、横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞名誉顧問)は「(進退への猶予は)あると思う」としたが、初場所で結果が出なければ厳しい声が出るのは必至。連日30番を超す稽古で必死の調整を続け、「本場所で結果を残さないと意味がない」と逆境をはね返す。

スポーツ

×