若手にセクハラの式守伊之助が3場所出場停止後に辞職…八角理事長「反省する時間を与えたい」

スポーツ報知
沈痛な面持ちの立行司・式守伊之助

 日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開催し、昨年12月に泥酔して10代の若手行司にセクハラ行為をした現役最高位の立行司、式守伊之助(58)=宮城野=を初場所から3場所出場停止処分にした後に、12日に八角理事長宛てに提出した辞職願を受理することを承認した。伊之助には5月の夏場所後までの報酬は支払われない。

 会見した八角理事長は「立行司で58歳という年齢。本人の責任は重い」と処分の理由を説明。辞職願いを即座に受け取らなかった理由は、「反省する時間を与えたい。本人にもこの時間で反省するようにと伝えた」とした。この日の理事会に伊之助を呼び、今回の事件について弁明を聞いた後で処分を伝えた。初場所は2015年九州場所で8日目から式守伊之助が3日間の出場停止処分を受けて以来、立行司が不在となる。

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