序二段V決定戦は尼崎育ちの同学年対決に

スポーツ報知

◆大相撲初場所13日目(26日・両国国技館)

 序二段は東28枚目・魁鵬(22)=友綱=と、東72枚目・神嶽(23)=大嶽=がともに7戦全勝。28日の千秋楽で兵庫・尼崎市育ちの同学年同士が優勝決定戦に臨むことになった。

 2人には因縁がある。小6の時、尼崎市内のわんぱく相撲大会に当時、野球少年だった魁鵬が飛び入り参加。その決勝で対戦して優勝したのが神嶽だった。「ルールもわからず出た。1対1の勝負、そこで負けたのが悔しくて…。表彰式でも(神嶽から)声を掛けられて、さらに悔しくなった」と思い返した。

 その敗戦が相撲に没頭するきかっけになった。ようやく巡ってきた12年前の雪辱のチャンスに、「自分の相撲(突き押し)ができている。自信をもってやりたい」と闘志を燃やした。

 一方、神嶽も2場所連続休場から復活しての7戦全勝。「あと一番あるので気持ちを切らさず頑張ります」と静かに受けて立つ。

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