張本勲氏、連発する大相撲の不祥事に「どこの業界でもあります」

　野球評論家・張本勲氏（７７）が２８日放送のＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜・前８時）に生出演し、大相撲初場所で１０連勝から４連敗を喫した横綱・鶴竜（３２）＝井筒＝を「よくやったと思います」と評価した。

　鶴竜について張本氏は、４場所連続休場明けにもかかわらず初日から１０連勝したことを評価。他の横綱が休場し一人横綱となったが、「１５日間、一人で一生懸命に頑張った」と讃えた。さらに「３場所、４場所を休んで１５日間っていうのはなかなか続かないんです。横綱、大関であろうと１日の１番はものすごいんだから、気力、体力が」と話した。

　不祥事が続く大相撲にあって今場所は栃ノ心が初優勝。鶴竜も奮闘したことで、「どっちにしても角界には良かった。ゴタゴタがあったけど栃ノ心が優勝した。鶴竜が１５日間、勤めてくれて良かったと思ってます」と評価した。司会の関口宏（７４）が「細かい問題が起きてますが」と聞くと、「どこの業界でもありますから」と張本氏は返していた。