千代の国が挙式&披露宴「彼女のためにもという気持ちが強くなった」

スポーツ報知
披露宴前に笑顔で会見する千代の国(左)と愛夫人

 イケメン関取として女性ファンに人気の大相撲幕内の千代の国(27)=九重=が17日、都内のホテルで愛夫人(27)と挙式・披露宴を行った。約500人が出席した披露宴には角界からは横綱・稀勢の里(田子ノ浦)や初場所で初優勝した幕内・栃ノ心(春日野)ら関取衆に加え、部屋と親交が深いレスリング女子で04年アテネ大会から五輪3連覇を達成した吉田沙保里(35)=至学館大職=も出席した。

 会見した千代の国は、「正直、昨日はドキドキして寝付けなかった。(夫人を見て)きれいだなと実感しました」と純白のドレス姿の夫人を絶賛。2人は昨年4月25日に婚姻届を提出し、既に同居。愛夫人は「新婚という感じはないけど、逆にリラックスして楽しんで迎えられた」と夫とは真逆の自然体で晴れの日を迎えた。

 披露宴でスピーチを求められた稀勢の里は千代の国の兄で元九重部屋所属の千代の真(引退)と同期生だった縁を語り、「真面目で先輩への気遣いがあり稽古熱心です。上を目指して頑張ってほしい」と今後の出世を期待した。同じ三重県出身の歌手、山川豊は「関取からお電話があり、『あいさつをしてください』と言われましたが、普通なら歌ってくれかと…。優勝したときに歌わせてもらいます」と冗談交じりに激励の言葉を贈った。

 千代の国は膝を痛め、三段目まで落ちたが、愛夫人が献身的なサポートを続け、史上3人目の三段目陥落からの幕内復帰を支えた。春場所(3月11日初日・エディオンアリーナ大阪)は夫人の実家がある大阪での本場所。「自分のためではなく、彼女のためにも稽古場では気持ちが入る。今までは自分で強くなりたいと思ったけど、彼女のためにもという気持ちが強くなった」と一家の主としての自覚を強調していた。

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