高安、28歳の誕生日に初優勝誓う「悔いのない相撲人生にしたい」

スポーツ報知

 大相撲の大関・高安(田子ノ浦)が28日、自身の28歳の誕生日に、春場所での初優勝の誓いを立てた。大阪市内でぶつかり稽古など約2時間、汗を流し、稽古後には報道陣から贈られた誕生日ケーキを両手に持ち、「これから何十年も相撲が取れるわけではないので悔いのない相撲人生にしたい。初優勝で素晴らしい1年にする」と、抱負を述べた。

 今年初場所は8連勝締めの12勝3敗で準優勝。4日目に敗れた栃ノ心(春日野)が、平幕で賜杯を手にした。「栃ノ心関ができたのだから、自分も、というのはある」

 入門前の誕生日の思い出を問われると、「(フィリピン出身の)母が豚の丸焼きを出して、盛大に祝ってくれたこともある。応援してくれる人が安心して見ていられるような相撲を取りたい」と、気合を入れ直した。(小沼 春彦)

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