稀勢の里が「3人の神様」化粧まわしで奉納土俵入り

スポーツ報知
住吉大社で土俵入りを行う稀勢の里

 大相撲の横綱・稀勢の里(31)=田子ノ浦=が3日、大阪市住吉区の住吉大社で奉納土俵入り。拝観者3000人を前に鶴竜(井筒)、白鵬(宮城野)に続き3横綱の最後を雲竜型で締めくくった。

 太刀持ちの幕内・松鳳山(二所ノ関)、露払いの幕内・輝(高田川)とそろって締めた三つぞろいの化粧まわしが目を引いた。紺の地に銀色で独特の図柄が描かれたもの。「3人の神様だそうです。詳しいことは聞いておきます」。朱色の鞘(さや)に収まった太刀とともに前日2日に手元に届いたという。

 「非常にシンプル(なもの)で良かったと思います」とお気に入りの様子で、本場所でも締める意向。昨年夏場所から5場所連続休場中と苦難が続くが、新しい化粧まわしとともに新横綱優勝を果たした1年前の再現を狙う。

スポーツ

×