大鵬の孫・納谷、5連勝で豪語「優勝? そのつもりでやっていますから」

スポーツ報知
納谷

◆大相撲春場所9日目 ○納谷(送り出し)大隅富士●(19日・エディオンアリーナ大阪)

 大相撲の春場所9日目が19日、エディオンアリーナ大阪で行われ、昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫で元関脇・貴闘力の三男、東序ノ口18枚目・納谷(18)=大嶽=が送り出しで西8枚目・大隅富士(伊勢ヶ浜)を破り5連勝。

 「立ち合いはだいぶ良くなりました。今場所一番? そうですね。最初は集中が続くか心配してましたけど、まだ続いているので、大丈夫だと思います。優勝? そのつもりでやっていますから」といつものように冷静に対応した。

 4番相撲で勝ち越した後に母校・埼玉栄高の山田道紀監督夫妻と母・美絵子さんに電話を入れた。山田監督からは「あと3番、しっかり頑張れ」とハッパを掛けられ、気持ちがさらに引き締まったという。

 強烈なライバル意識をむき出しにしている豊昇龍(立浪)が前日、3勝目を挙げた時に「納谷には体で負けました」と敗因を分析した。それを聞いた納谷は「まだ負ける気はしません」と初めて強きな言葉を口にした。

スポーツ

×