鶴竜、復活Vインタビュー「僕を信じてくれた全ての人に感謝をしたい」

スポーツ報知
鶴竜

◆大相撲春場所千秋楽(25日・エディオンアリーナ大阪)

 すでに14日目に8場所ぶり4度目の優勝を決めていた東横綱・鶴竜(32)=井筒=は、昨年は度重なるけがで6場所中5度の休場。進退が問われた2018年は今場所も右手薬指脱臼などの不安を抱えて休場の可能性すらあったが、一人横綱の意地で強行出場を決断。春の大阪で華麗な復活Vにつなげた。

 優勝力士インタビューで「本当に色々な思いが込み上げてきています。去年1年間つらい時間を過ごした。僕を信じてくれた全ての人に感謝をしたい」と喜び。4度目の優勝に「また一つ自分が成長出来た。これからもできるという確信が持てた」とうなずいた。

 また、強行出場については「ぎりぎりまで考えた。休みたくないという気持ちと、ファンを喜ばせたい一心で(出場を)決めました」と心境を語り「本当に大阪のファンは大好きです」と会場を盛り上げた。

 また、ケガからの復活には「神様は乗り越えられない試練は与えないという言葉を信じてやって来ました。強くなれたと思うので、まだまだこれから頑張ります」と夏場所(5月13日初日・両国国技館)に向け意気込みを語った。

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