木村太郎氏、貴乃花親方の降格処分に「クーデターして生き残ってるなんてありえない」

　ジャーナリストの木村太郎氏（８０）が３０日放送のフジテレビ系「直撃ＬＩＶＥグッディ！」（月～金曜・後１時４５分）に生出演し、日本相撲協会が２９日の理事会で貴乃花親方（４５）＝元横綱＝に委員から年寄への２階級降格処分を下したことに「組織論からいうと、こんなことはありえない」と私見を述べた。

　貴乃花親方が協会との対立姿勢を示していたことを受け、木村氏は「一般に組織論からいうと、こんなことはありえないですよ。クーデターしてね、生き残ってまた仕事会社でやってるなんてありえない」とコメント。

　「これですべてが収まるわけじゃない。いろんなことが起きた時にどうしてあの時ちゃんと処分しなかったのかとかね、その時の責任者が誰だったのかとかね、あの時はこう言ってたじゃないかとか、必ずそういうとこに戻って来ますから。ここはきっちり（処分を）組織論から言えば、すべきなんですよ」とし、「それをしなかったのも八角体制の良いところであり悪いところなのかな」と話した。