碧山、朝稽古で最多の19番 同じ欧州出身・栃ノ心が刺激

スポーツ報知
気迫の突き押しで碧山は大奄美を突き放す

 大相撲春巡業が2日、岐阜・中津川市で行われ、朝稽古では幕内・碧山(31)=春日野=が最多の19番(16勝)でやる気をアピールした。

 発奮材料は初場所で平幕優勝して一気に大関候補に躍り出た関脇・栃ノ心の存在。「お互いけががあったけど、あれ(優勝)を見て頑張ろうと思った」と同じ欧州出身力士として刺激を受けたという。さらに今回の巡業から師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が巡業部長に就任。「いつも通り部屋にいる感じなんですよ」と張り切る理由を説明した。

 代理で冬巡業も率いた師匠の“目”があってか栃ノ心は順調に稽古を重ねて初場所で見事優勝。「この調子で最後まで稽古できたらいい」。同じ効果が夏場所(5月13日初日・両国国技館)で碧山にも出るかもしれない。

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