古市憲寿氏、場違いアナウンス謝罪の八角理事長に「誰に謝罪しているのか、次回どうするのかが分からない」

スポーツ報知
八角理事長

 社会学者の古市憲寿氏(32)が5日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)に生出演し、4日午後2時すぎ、京都府舞鶴市の舞鶴文化公園体育館で行われた大相撲の春巡業の土俵上で、あいさつをしていた多々見良三舞鶴市長(67)が突然倒れた際、救助のために土俵に上がった女性をとがめるアナウンスがされていたことで、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が4日夜に謝罪のコメントしたことについて「この謝罪って誰に謝罪しているか分からない」と断じた。

 大相撲の土俵は古くから「女人禁制」とされており、この慣例に従ったとみられる。八角理事長の謝罪について、相撲取材歴30年の横野レイコリポーター(55)は「対応は早かったですよね」と話したが「横野さんは対応は早いって評価していましたが」と異論を唱え「次回、同じことが起こった場合にどうするのっていうことも言ってないわけじゃないですか。何となくお詫びだけしていて。これって本当なのか意味あるのかと思ってしまった」と断じた。

 その上で古市氏は映像を見た印象を「男たちが周りに集まったけど何もできなくて、見るにみかねて女性の方が後から入ってきた感じじゃないですか。女性の方も相撲の土俵は女性はちょっとということは分かっていたと思うんですね。これさえも、禁止っていうと相撲ってどんだけ時代遅れなんだろうとより意識させられた」と指摘していた。

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