大相撲の不適切アナウンス問題、相撲協会関係者が土俵上で救命女性に「下りなさい」と指示していた

スポーツ報知
八角理事長

 6日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で4日に開催された京都府舞鶴市での大相撲春巡業で多々見良三市長(67)が土俵上で倒れた際、救命措置の女性が土俵から下りるよう場内放送で促された問題を特集した。

 番組では、土俵上で救命措置をする女性に協会関係者が「下りなさい」と指示していたことを報じた。巡業の河田友宏実行委員長は「アナウンスというより現場の生の声で直接聞きました」と証言した。

 市長はくも膜下出血と診断され一命は取り止めた。番組では救助にあたった女性は「自分としてはある種、使命感でやったまでであって、それ以上ではございません。ありがとうと言ってもらう気持ちは大切にしたいと思うけれど、それ以上、名前を出したり何かに出たりということはやりたくありません」とコメントしていることも紹介していた。

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