女児を土俵に上げないのは安全確保と芝田山広報部長「顔に傷が残ることになってはいけない」

2018年4月12日21時25分  スポーツ報知

 8日に静岡市で開催された大相撲春巡業で関取が子どもに稽古をつける「ちびっ子相撲」に参加予定だった女児が、日本相撲協会の要請で土俵に上がれなかった問題で、芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は12日、「安全確保のためです」と説明した。

 巡業では小学生らを対象にちびっこ相撲が行われており、静岡市での巡業は13年から毎年開催されており、女子もほぼ毎年土俵に上がっていた。

 今回女子の参加を見送る要請をしたのは昨年9、10月に巡業部の会議で土俵に上がる子どもは男子のみで、今年春巡業から実施するという方針が固まっていたからだという。

 その背景として、これまでの巡業で保護者などから男子より女子がちびっこ相撲で負傷するケースが目立つとの意見があった。「男子はけがをしていいというわけではないが、女の子が万一、けがをして顔に(一生残る)傷が残ることになってはいけない。安全面も考えてそうなった」(芝田山部長)という。

 また4日の宝塚市や10、11日の長野県内での巡業でも、同様の要請が協会からあった。「女性を(土俵に)上げる、上げないのではなく危機管理の問題」と芝田山部長は一部報道であった女性排除ではないと強調した。

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