立川志らく、角界の女人禁制に警鐘「セクハラが問題になっていて、下手すりゃ差別につながる」 

スポーツ報知
立川志らく

 落語家の立川志らく(54)が20日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)に生出演。セクハラが問題視されている現状を踏まえ、角界の“女人禁制”に「下手すりゃ差別につながる」と警鐘を鳴らした。

 番組では、女性は土俵に上がれないとする大相撲の伝統から、春巡業で土俵上でのあいさつを日本相撲協会に断られた兵庫県宝塚市の中川智子市長(70)が19日、女性も土俵に上がれるように議論を開始することを求める要望書を同協会などに提出した問題について取り上げた。

 意見を求められた志らくは「相撲協会も八角理事長あたりがきっちり説明すればいいんです。なぜ女性を上げないのか。それが伝統の一辺倒ではなく」とコメント。その上で「それでみんなが納得すればそれでいいし、納得できなかったら変えていかないといけないと思いますね」とした。

 そして「今セクハラがこれだけ問題となっていて、これ区別じゃなくて下手すりゃ差別につながる。ましてや公益財団法人なわけだから」と指摘。「なぜ女性が上がれないか。ちびっ子まで、小さい女の子まで上がれないっていうのは不思議ですよね」と話していた。

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