外国出身初の高校横綱・アマルサナーが二子山部屋入門へ

スポーツ報知
二子山部屋の研修生のアマルサナー

 昨年、外国出身初の高校横綱に輝いたアマルトゥブシン・アマルサナー(18)=鳥取城北高卒=が、二子山部屋に入門する見通しとなった。21日に埼玉・所沢市で部屋の土俵開きを行った二子山親方(元大関・雅山)によると、「今は研修期間ですが、無事に終われば入門することになると思います」と明かした。

 預かる経緯に関して二子山親方は、「僕も定年まで25年。外国出身の子を預かれるのは(各部屋1人のため)できて2人。『チャンスをつかむ意味でも受け入れたほうがいい』と夫人(侑加さん)に言われ、そうだなと思いました。日本の子と切磋琢磨(せっさたくま)させればいい」と説明した。

 この日の土俵開きにも参加したアマルサナーは、モンゴル出身。昨夏の高校総体決勝では元横綱・朝青龍のおいで、序ノ口の豊昇龍(立浪)を下して優勝した。高校相撲関係者によると、「すぐに幕下までは上がれる実力はあります。性格も素直で、いい子ですよ」と“お墨付き”を与えていた。

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