千代の国、稀勢の里指名で三番稽古「すごくうれしかったですね」

スポーツ報知
千代の国(左)は稀勢の里を押し出す

 大相撲の春巡業が25日、茨城・笠間市で行われ、幕内屈指のイケメンの呼び声高い千代の国(27)=九重=が、横綱・稀勢の里(田子ノ浦)から指名されて、三番稽古の相手を務めた。

 番付最高位からのご指名に、「大関の時に何回かやらせてもらいましたけど、すごくうれしかったですね」と喜んだ。10番で2勝に終わったが、前半は2勝3敗と拮抗(きっこう)。特に最初の一番は右を差して頭をつける形で食い下がるなど、横綱を苦しめた。

 「力をつけているし、スピードに関しては幕内力士ではいない(ほどすごい)。遠慮なくきてくれた」と稀勢の里も収穫があったと力説。それを報道陣から伝え聞くと、「いやいや。2番相撲をとったら足がプルプルですよ。スタミナつけないとダメですね」と格の違いを実感。それでも、「指名して頂けるのは、なかなかチャンスがないですから」と終始喜んでいた。

スポーツ

×