白鵬が綱打ち 能とコラボ土俵入りも

スポーツ報知

 大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が1日、東京・墨田区の宮城野部屋で綱打ちを行った。

 真新しい綱を締めると、能楽師・大倉正之助氏とコラボレーションした横綱土俵入りもサプライズで披露。鼓の音色が響く荘厳な雰囲気に「いい緊張感があった。この綱でまた、(あと28勝に迫った)幕内1000勝に少しでも近づけるようにね」と表情を引き締めた。

 今回の“コラボ土俵入り”は、綱の素材でもある「麻」が鼓にも使用されているという縁で実現。大倉氏も「日本文化の伝統として、白鵬関と一緒に神事をさせていただいた。今後も参加したい」と歓迎した。

 夏場所(13日初日・両国国技館)は2場所連続休場明けとなる。「誰も達成していないものに挑戦していく。今日の綱打ちには意味があった。気合が入った」と白鵬。決意を新たに初日へと照準を合わせた。

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