白鵬、8連勝の栃ノ心を絶賛「力だけじゃなくて巻き替えて攻めた。そこが成長している」

スポーツ報知
行司から懸賞金を受け取る白鵬(カメラ・能登谷 博明)

◆大相撲 夏場所8日目  ○白鵬(寄り倒し)●豊山(20日・両国国技館)

 1敗の横綱・白鵬(33)=宮城野=が、大関取りの関脇・栃ノ心(30)=春日野=の強さを絶賛した。

 この日の出番前に逸ノ城(湊)との関脇対決を寄り切りで制した一番を支度部屋のモニターで確認。「力だけじゃなくて巻き替えて攻めた。そこが成長しているんだ。そうでないと(逸ノ城は)重いからね」と右の下手投げを打った後に左を巻き替えてもろ差しになった取り口を評価した。

 この日の相撲では初顔の豊山(時津風)を寄り倒して1敗をキープ。「いい相撲だった。受けてやるという(6日目の)阿炎戦の反省が多少でた」と激しい突き合いに応じるなど2場所連続休場の影響は中日を迎えてほとんどない。

 四つに組んだ今の栃ノ心を倒すのは大関以上でなくては困難とも言われており、順当にいけば13日目に対戦する最強横綱との一番に注目が集まる。「注目、一番一番だよ」と煙に巻いていた。

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