栃ノ心が「憧れ」のベンツＧクラスと“対面”

　大相撲の大関・栃ノ心（３０）＝春日野＝が憧れのメルセデスベンツＧクラスとの“対面”を果たした。２９日、都内のホテルで開催された「ＹＡＮＡＳＥ（ヤナセ）　感謝の集い」に出席。輸入車販売大手のヤナセ社の新車累計販売２００万台達成記念で催されたイベントのゲストとして招かれ、同部屋の幕内・栃煌山、碧山とトークショーに参加した。

　栃ノ心は司会者から自動車についての関心を聞かれると、「大好きです。（力士は決まりで）自分は運転はできませんけど」と興味津々であることを公言した。さらにイベントの合間にはメルセデスベンツのブースに移動。「Ｇクラス、ほしいな。好きなんですよ、あの形が」とこの日の朝稽古後にポツリ。思いがかない、軍用車を元に開発された大型オフロードタイプの前で記念撮影して満面の笑みを浮かべた。

　この日の稽古では右足親指を痛めて途中休場した名古屋場所以来、約２か月ぶりに相撲をとる稽古を再開して幕下力士３人を相手に２４勝２敗。「スタミナが全然だね。稽古しかないでしょう」。大関昇進２場所目で迎えるカド番場所を前に自らに言い聞かせていた。