貴乃花親方、退院後初めて姿見せる「変わりなく」と決意

スポーツ報知
大相撲秋場所取組編成会議を終えた貴乃花親方

 大相撲の夏巡業中に倒れて、病院に搬送され入院した貴乃花親方(46)=元横綱=が7日、退院後初めて公の場に姿を見せた。

 この日、秋場所(9日初日・両国国技館)の取組編成会議出席のために国技館を訪れた。会議が終わるとしっかりした足取りで引き上げた。体調について問われると、「変わりなく」と3度繰り返し、入院を多くのファンが心配したことには「ありがとうございます」と話した。

 また8場所連続休場を経て出場する横綱・稀勢の里(田子ノ浦)については、「出ることに意味があるんでしょうね。自分を信じてやる? そうですね」と慎重に言葉を選びながらも行間にエールをにじませていた。

 貴乃花親方は8月21日に秋田市で行われた巡業で、弟子の幕下力士を屋外で指導中に倒れて、同市内の病院に緊急搬送された。命に別条はなく、翌22日に退院して帰京。8月26日までの残りの巡業は休場扱いとなっていた。

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