尾上親方の長男、新弟子検査の体格検査パス パパから師匠に

スポーツ報知

 大相撲の九州場所の新弟子検査が31日、福岡市内の病院で行われ、尾上親方(元小結・浜ノ嶋)の長男、浜洲泉啓(はます・もとひろ、17)=尾上=ら4人が体格検査をパス。内臓検査の後、合格者は初日に発表され3日目(13日)から前相撲を取る。

 甘いマスクだけではなく、174センチ、115キロと小柄な体も師匠譲り。名門・埼玉栄高に入学したものの1年の時に髄膜炎を発症。相撲部に所属しながらも筋力トレーニングなどで鍛えてきた。角界入りを決断したのは先月。両親をパパ、ママと呼んでいたが、その瞬間に師匠、おかみさんになった。「師匠からは絶対に甘やかさない。厳しく育てる」と言われたという。

 元幕内・常の山(出羽海)を父に持つ下村龍太朗(18)=境川=とは埼玉栄高の同級生。がっちり握手して健闘を誓い合っていた。

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