白鵬、「平成を締めくくりたい」初場所13日初日 膝&足首順調

スポーツ報知
昨年の九州滞在中に滝行を行った白鵬(カメラ・斎藤 成俊)

 昨年11月の九州場所を全休した大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が4日、初場所(13日初日・両国国技館)に向けて新年の稽古を始めた。10月に手術した右膝、右足首の回復は順調で、四股など基礎運動後に三段目力士と9番、十両・炎鵬と7番(5勝)。初場所は平成最後の東京場所となり「平成はいろいろあった。平成にはかわいがってもらった。たくさんの思い出があるので1月、3月は特別な場所。平成を締めくくりたい」と復活Vに意欲を見せた。

 心も体も新たに2019年を迎えた。休場決定後の九州滞在中に、滝行を敢行した。気温は10度を下回り、さらに山に囲まれた場所の日陰にある滝に打たれながら無心になって3分間の行を2回。「本当にすっきりした」。6場所中4回休場した18年の悔しさなどを流して気持ちを入れ替えた。また、別の期間には2日間の断食も実施。「体が軽くなり、細胞が活性化された」。一度、体重を8キロ落として体を一からつくり直した。

 来年開催の東京五輪を現役で迎えることが目標で「その意味でも(今年は)勝負の年にしたい」。まずは初場所。自身の記録を更新する14年連続Vでスタートダッシュをかける。

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