宮城野部屋×トヨタ 名古屋場所で歴代最多Vの横綱を「世界のトヨタ」が“バックアップ”

スポーツ報知
右手を挙げずファンの声援に応える白鵬(カメラ・朝田 秀司)

◆大相撲春場所千秋楽(24日・エディオンアリーナ大阪)

 横綱・白鵬が所属する宮城野部屋が名古屋場所(7月7日初日・ドルフィンズアリーナ)の部屋宿舎をトヨタスポーツセンター(愛知・豊田市)内に構えることが24日、分かった。

 「世界のトヨタ」が歴代最多42度目の優勝を果たした横綱を“バックアップ”する。昨年まで同部屋は、名古屋市内に宿舎を構えていたが、所属力士が増えたこともあって手狭になっていた。そこで、白鵬と親交のあるトヨタ自動車・豊田章男社長の紹介もあって実現。敷地内には、サッカーのJ1・名古屋やラグビー・トップリーグのトヨタ自動車の練習施設があり、力士らは併設された個室完備の合宿施設で場所前の6月から生活することになる。

 師匠・宮城野親方(元幕内・竹葉山)によると、実業団も使用する屋内の土俵が常設されており、「静かで相撲に集中できる素晴らしい環境。プールもあって、全てがそろっている」と説明。防犯面でも万全だ。新元号になっても角界を引っ張る白鵬が強力サポートを得た。

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