好調の坂本花織「やったるぞ、って気持ちが強くなっている」

スポーツ報知
公式練習で調整する坂本花織(カメラ・酒井 悠一)

◆フィギュアスケート全日本選手権(21日開幕・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 フィギュアスケートの平昌五輪最終代表選考会を兼ねる全日本選手権は21日に調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。宮原知子(19)=関大=、樋口新葉(16)=日本橋女学館高=が優勢と見られる2枠を巡る女の争いは激化。本田真凜(16)=大阪・関大高=は自らデザインした金の鳥の新衣装で大逆転切符へ羽ばたき、三原舞依(18)、坂本花織(17)=ともにシスメックス=も食らいつく。男子は欠場の羽生結弦(23)=ANA=と、連覇がかかる宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は代表入りが確実。「第3の男」が注目を集める。

 GPシリーズ最終戦のスケートアメリカで2位に入った坂本は、「やったるぞ、って気持ちが強くなっている。試合をパーフェクトにやって、いいクリスマスが迎えられるようにしたい」とにっこり。

 スケートアメリカでマークした210・59点の自己ベストは今季世界8位、日本人3位に入る高得点で、今最も勢いに乗っている。「今年最後の試合で全部出し切れそう」と胸を高鳴らせた。

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