紀平梨花、初シニア全日本でトリプルアクセル成功66・74点

スポーツ報知
女子SPで演技する紀平梨花

◆フィギュアスケート全日本選手権▽女子SP(21日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 女子SPが行われた。年齢で平昌五輪出場権のない紀平梨花(15)=関大KFSC=が、トリプルアクセル(3回転半)を成功させ、66・74点をマークした。

 会場に期待が満ちた中、最初のジャンプで余裕を持ってトリプルアクセルを成功。後半の3回転フリップ―3回転トウループも成功。最後の3回転ルッツは2回転になってしまい、演技終了後は悔しそうな表情をのぞかせた。

 9日のグランプリ(GP)ファイナル・ジュニア女子フリーで、国際スケート連盟(ISU)公認大会で世界初の快挙となるトリプルアクセル(3回転半)―3回転トウループの連続ジャンプを成功させた。全日本は今回が初出場。ジュニア大会ではフリーのみ3回転を跳ぶことができるが、全日本はシニア大会のためSPから構成に入れ、成功させた。

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