スケート連盟・湯田強化部長が自信…「最強」の16人

スポーツ報知
五輪代表に選出され、写真撮影に応じる日本代表選手(左下段から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木菜那、高木美帆、小平奈緒、郷亜里砂、神谷衣理那、押切美沙紀(上段左から)土屋良輔、一戸誠太郎、中村奨太、ウイリアムソン師円、長谷川翼、加藤条治、山中大地、小田卓朗(カメラ・酒井 悠一)

◆スピードスケート 平昌五輪代表選考会最終日(30日、長野市エムウエーブ)

 男女8人ずつの日本代表は有力選手が順当に入り、メダル量産が期待できる顔ぶれとなった。前回ソチ五輪は選考委員会が3時間半と協議が難航したが、今回はW杯前半4戦と代表選考会の結果を基に決定。選考基準を明確化したことで、日本スケート連盟の湯田淳スピード強化部長は「選考基準はかなり複雑で難解な内容になっているが、ほぼ自動的に決まる。シンプルに決まった」と明かした。

 最大10人を派遣できる女子は小平、高木美らが複数種目で代表に入ったため、2枠を使わなかった。4人が選ばれた団体追い抜きはレースごとに滑る3人の入れ替えは可能。マススタートは女子の高木美、男子の土屋良輔がサブで発表されたが、入れ替えはできる。

 平昌五輪のメダル目標については、ソチ後に「金1を含むメダル4」と設定したが、今季の活躍を踏まえ「複数個の金を含むメダル4」に若干の上方修正を加えた。湯田氏は「これまでの実績を踏まえると、達成の可能性が高まっている。最強の選手団が選ばれたと思っている」と精鋭ぞろいの16人に期待を寄せた。

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