男子追い抜き、五輪代表トライアルで新布陣に手応え

スポーツ報知
男子パシュートのレースに出場した代表選手(先頭から)一戸誠太郎、土屋良輔、ウイリアムソン師円

 スピードスケートの平昌五輪代表壮行タイムトライアル最終日は20日、長野市エムウエーブで行われた。男子団体追い抜きはウイリアムソン師円(22)=日本電産サンキョー=、一戸誠太郎(21)=信州大=、土屋良輔(23)=メモリード=の新布陣を試し3分47秒08。一戸は「確実にタイムを伸ばせそうな手応えを感じた」とうなずいた。

 長距離が主戦場の3人で組んだことで、先頭交代を普段から1回減らす作戦にも挑戦。ウイリアムソンは「1周や1・5周で(先頭を)替わるより、一人が2周以上を引くことで自分の役割を落ち着いてできる」と収穫を語った。同種目は1回戦、準決勝、決勝と3試合を戦う。男子は混戦が予想され、糸川敏彦コーチは「1回戦から最高の滑りができるかが鍵になる」。中村奨太(24)=ロジネットジャパン=を含めた4人でメダルへの最善の布陣を探っていく。(林 直史)

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