高梨沙羅、W杯2戦連続表彰台も10戦勝利なし「当たりは出始めている」

2018年1月28日7時0分  スポーツ報知

 ◆W杯スキー・ジャンプ女子 第9戦(27日、スロベニア・リュブノ)

 W杯スキー・ジャンプ女子は27日、スロベニアのリュブノで個人第9戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、昨季個人総合女王の高梨沙羅(21)=クラレ=は84メートル、86メートルの合計236・3点で3位。2戦連続表彰台に立ったが、自己ワーストを更新する10戦連続未勝利となり、W杯歴代単独最多の54勝達成もお預けとなった。個人総合首位のマーレン・ルンビ(ノルウェー)が88・5メートル、91メートルの合計256・0点で6連勝。昨年11月に右膝を手術し、今季初出場だった2014年ソチ五輪銀のダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が4位に入った。

 絶好調への途上と信じたい。沙羅は84メートル、86メートルとK点(85メートル)付近のジャンプをそろえて2戦連続の表彰台。爆発力を発揮できず、「1本目、2本目とタイミングが遅れ、空中でのロスにつながった」と反省を口にしたが、着実に本調子に戻りつつある。今季抱えていたカンテ(踏み切り台)に力を伝えきれない課題にも、「当たりは出始めている。これを続けて平昌につなげたい」と、一定の手応えを口にした。

 6連勝のルンビにW杯歴代単独最多勝を阻まれ続けている。安定感と力強さを兼ね備えたジャンプは手ごわいが、五輪の一発勝負で勝つために、沙羅は今季に懸けてきた。現状で28日の個人第10戦(リュブノ)が五輪前最終戦。「また切り替えて臨みたい」。自分を信じて上昇曲線を描くだけだ。

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