スノボ・平野歩夢、平昌へ「挑戦」の2文字を掲げて戦う

スポーツ報知
イベントに登場した平野歩夢

 平昌五輪に出場するスノーボードのハーフパイプ(HP)の平野歩夢(19)=木下グループ=が1日、都内で開かれたスポーツ用品メーカー・バートン社のイベントに出席。目前に迫った大一番へ、「挑戦」の2文字を掲げて戦うことを明かした。

 先月28日に米・コロラド州アスペンで行われた「冬季Xゲーム」で優勝し勢いに乗る平野。「結果どうこうより自分がやりたいことをやれた」と軸を横にずらしながら縦に2回転、横に4回転する「ダブルコーク1440」(DC14)の連続技で観客のド肝を抜いた。3回目の演技では右足前の正スタンスから繰り出すフロントサイドDC14と、逆スタンスから入るキャブDC14の究極の連続技を成功。100点満点で99・00点をたたき出し「自分でも調子は上がっていると感じる」と手応えバッチリだ。

 「あきらめず、後悔のないように」と自らに「挑戦」の二文字を課して平昌五輪に臨む。技の組み合わせは「会場に入ってから、状況を見て決める」としながらも、「攻めていかないと」と大技も視野に入れる。惜しくも銀メダルだったソチ五輪から4年。平野の進化は止まらない。

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