加藤条治、一発勝負に自信「チャンスある」

スポーツ報知
本番リンクで調整した加藤条治

 スピードスケート男子500メートルの加藤条治(33)=博慈会=が8日、一発勝負に自信を見せた。同種目は前回までの2本のレースの合計から1本に変更。ミスを挽回できない難しさはあるが、6日に33歳を迎え、膝の不安から練習量の不足も自覚するだけに「体力的にはやりやすい。一発勝負の方がチャンスはある」と前向きにとらえている。

 普段と異なる夜のレースにも不安はない。会場での氷上練習は、4度とも午前11時からの時間帯を選択した。「生活の時間帯は少しずつ後ろにずらすけど、最初に予定を立てた時にここでいいやと思った。そんなに問題ない」。既に海外も含めほとんどの選手が午後の練習に移行しているが「こっちの方が空いてるので全然いいですね。集中しやすい」と笑う。五輪は4度目。ガラガラのリンクを楽しむ姿に、爆発の予感が漂ってきた。(林 直史)

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