モーグルの村田愛里咲は9位で予選突破「自分の滑りができた」

スポーツ報知

◆平昌五輪 フリースタイルスキー女子モーグル予選(9日・フェニックス・スノーパーク)

 女子モーグルの予選1回目が行われた。バンクーバー大会から3大会連続出場となった村田愛里咲(27)=行学学園教=は74・13点(タイムは29秒90)で9位。上位10人に食い込み、11日の決勝に進んだ。

 村田は第1エアのフルツイストは着地まで決めたが、その後のターンでバランスをやや崩す場面も。第2エアのバックフリップはしっかりとまとめ、ゴールの瞬間はガッツポーズも決めた。前回のソチ五輪は、決勝の直前練習で左膝じん帯を損傷する大けがを負い、無念の棄権に終わった。

 滑走後にも笑顔を浮かべて充実感を漂わせた村田。滑った直後は「全力で滑った。第1エアは練習のときから全然入れなかったので、本当に気合で、積極的に行った。本当にみんなの応援がすごく力になって、自分の滑りができた。もしきょう10位に入れなくても、次の予選でも同じように攻撃的に滑ります」と息を弾ませていたが、見事に一発で突破。女子唯一の代表として臨む今回は、バンクーバーの8位を超える、自己最高の成績を狙う。

 11日は予選の2回目も行われ、そこでの得点上位10人を加えた20人で、同日の決勝を争う。

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