佐藤綾乃「ほぼほぼ完璧」初の五輪で自己ベスト更新 女子3000M4分4秒35

スポーツ報知
自己ベストをマークしガッツポーズする佐藤綾乃

◆平昌五輪第2日 ▽スピードスケート女子3000メートル(10日・江陵オーバル)

 五輪初出場の佐藤綾乃(21)=高崎健康福祉大=が3組で登場し、4分4秒35の自己ベストをマーク。8位入賞を果たした。

 北海道厚岸町出身。父がカニ漁を営む港町で育った21歳の現役女子大生が、菊池彩花、高木美帆に先んじて、日本勢の“トップバッター”として勢いをつけた。団体追い抜きで世界新を2度経験するなど、急成長して切符をつかんだ伸び盛り。ゴールした後は満面の笑みでガッツポーズをつくった。

 佐藤綾乃「ほぼほぼ完璧なレース展開で運ぶことができたので、すごく自分自身としては満足いっています。緊張はほとんどなくて、トレーナーさんに体を見てもらったりしていたんですが、上半身に少し力みがあったので、気持ちが緊張してないわりに、体は結構硬くなっていた。でも、いつもの大会のように五輪でレースをできたかなと感じている。きょうの調子は今季で一番よかった。観客も増えて、気温も上がってリンクが少し柔らかいとレース前のアップで感じたけど、あまり柔らかいからどうとか考えないで、ベストを尽くせばいいタイムが出る、と。結果に出てくれてすごくよかった。パシュートが控えているので、つなげられるレースができたかな」

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