羽生「もどかしい気持ちもありました」…今の足の状態、連覇への思いを語った一問一答

スポーツ報知
仁川空港に到着し、報道陣の取材を受ける羽生結弦

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=が11日、韓国の仁川空港に到着した。昨年11月9日のNHK杯前日練習中に右足首を負傷後、全日本選手権などを欠場。94日ぶりに公の場に姿を現した。男子ショートプログラム(SP)は16日に行われる。

 ―今の足の状態と、どういう思いで練習してきたか。

 「出られない試合もたくさんあったし、非常にもどかしい気持ちもありました。でも今できることとして、陸上でのリハビリとかをやってきました。実際にこうやって試合に来れたことがまずうれしく思いますし、またこれからこの地でしっかりと調整して試合へ向けてやっていけたらというふうに思っています」

 ―連覇がかかる。

 「もちろんそういう気持ちは少なからずありますし、自分に嘘をつかないのであれば、やはり連覇したいと思っています。ただ、それだけが目標ではないので、しっかりこの試合というものを感じながら、また自分の演技を出しながら、このオリンピックというものをしっかり感じていきたい」

 ―構成は。

 「現地で調整して決めようと思っています。構成の選択肢もたくさんあると思いますし、まわりの状況も色々見ながら、考えながら。しっかり作戦を立てながら考えていきたい」

 ―今の状態は何%。

 「まだ滑っていないのでわからない。ただ、団体戦も見ていましたけど、どの選手よりも勝ちたいという気持ちが強くあると思いますし、どの選手よりもピークまで持って行ける伸びしろがたくさんある選手の一人だと思っているので、しかりと頂点というものを追いながら、頑張って行きたい」

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